増田治療室
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夢を叶えるって、たとえばこんなこと。
気がついていない自分の感覚は、目の前にいる他者に投影される。
こんな出来事があった。
母のことを思い出し
「死ねばいい。」と言いながら立ち去る人。
相手がその言葉を言ったとき、
大抵僕の中では、その葛藤の感覚が伝わり、「苦しく、どうしたらいいかわからない」という状態になる。
僕は、その状態を観察する。
僕の体の、左半身がほとんど全部自分じゃないみたいに感じる。右半身も。
残っている自分らしさに目を向ける。
右の顎、顔面が、違和感ない部分として残っている。
もしかしたら、右側のリンパの領域かもしれない。
その違和感を感じている時に、
相手に話しかけて、感じてみる。
これは、悲しみだと思う。
表層にある、「死ね」 とか 恨み とか、 その下には、 ふてくされ と 諦め、 その下には、 理解しよう、されよう と努力した日々、 その下には、伝わらない 悲しみ。
その下には、一番最初に 「伝えよう」 と思った喜び。
「相手を許す」とか、「許すのが無理」とか、は 気持ちが相手に向いている状態。
大切なのは、 「努力してきた自分」 をないがしろにしないこと。
自分の気持ちの、いちばん奥深くに意識を向けること、そして、よく感じること。
意識のベクトルを相手に向けるのではなく、自分の内側に向けて見て。
それが、その状態を抜け出すコツ。
一番最初の、何かを見つけて 「うれしかった!」 という思い。
そして、共有しようと思った、何かの宝物。
それは、「おいしい!」 かもしれないし、「新しい発見の喜び」 かもしれない。
その一番最初にある思いが、宝物。
見つけたいね。
もう一度。
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その人は、表層の恨みの感情に触れると、必ずとる行動がある。
それは、その場を立ち去ること。
場所を変えること。
自分の内側に目を向けられなくて、無意識に、表層のイライラ感に動かされて、動いてしまう。
そのとき、僕の体には、苦しさと、葛藤の感覚だけが残る。
苛立ちながら、シャツにアイロンをかける人。
僕は、左半身の違和感を感じながら、
「この感覚の中心はどこにあるんだろう?」と内側に目を向ける。
「携帯なってる?」
その人が、携帯電話に意識を向けた。
瞬間、僕に起こっていた左半身の違和感は消えた。
「我に返る」って、このことだと思う。
その人を笑わせて、もとの状態に戻すこともできるし、
他の何かの刺激によって、もとに戻ることも出来る。
その程度のもの。
にもかかわらず、思いに捕らわれているとき、周りなんて見えない。
外部からのある刺激によって、(過去の傷を思い出させる出来事)
過去の思いの世界に入ると、今ではない、その場所にいるような気持ちになってしまう。
ちなみに、この感情的になるきっかけの出来事は何故かほとんど忘れ去られている。
どうしたら、自由にその世界を出入り出来るのか。
感情世界を抜け出すきっかけは、今のところ、
携帯電話がなることと、(もしかしたら、誰かから電話がかかってきたら、怒られなくなった。とか。)
笑うこと。(もしかしたら、誰かを笑わせた間だけは自由だった、のかもしれない。)
僕は、僕でない世界の中にいることを感じながら、どうしたら、自由に振る舞うことが出来るかを考える。
それとも、その、巻き込まれてしまうように感じる「体の感覚」も、実は、僕自身が望んだことなのかもしれない。
多分そうだ。
コントロールできないことは、きっと僕の中の 「何か」 が、望んでやっているのだとおもう。
そうなる以上、
何かの意図があって、そうしている自分を信じてやってみよう。
いっしょに考えよう。
もしかしたら、お父さんに助けてほしい、一緒に考えてほしい思いもあるんだろうな。
お父さんに変わって僕が助けるんだと強く決意した自分もいるんだろうな。
頑張ってみよう。
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この記事を書いてから5ヶ月の間に、様々なことに気がついている。
家族を背負う思い、妻に頭を下げずに自分でやろうとする在り方。
言語が出来ていなかった父としての在り方が、僕を動かしていた。
気がついたら、無意識にやっている。
気がついたら、終わっていた。
無意識にしている行動には全て理由があって、それは、間違いなく、過去に受け取った何かのバトン。
夢を叶えよう。
本当の望みを見つけよう。
ヒントは無数にある。
隠してしまった心の鍵を見つけて、その奥でずっと見つけられるのを待っている、小さな少女に伝えよう。
君を助けるために、僕は生きている。
いつか、夢が叶うと信じて待つ君のために。
僕は、夢は叶うと叫びたい。
お金が欲しいとか、地位とか、名誉とか、そんなものじゃない。
「絶対にこれしかない」っていうくらいの、生きていて良かった、という感覚。
生きる意思。
生きる喜び。
それは、夢を叶え続けること。
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どんな夫婦を見ていても、思うのだけど
男性は、女性を助けたいといつも思っているし、
パートナーが幸せでいてくれることが、幸せだと思うもの。
そして、お互いの夢を叶え合えるような、そんな相手がパートナーになっている。
不思議だけど。
だから、目の前の相手、家族との課題に取り組むことは
ちょっと大変かもしれないけど、ものすごい幸福につながっているんだ。
ちょっとした、ものの見方や、考え方、発想の転換で、
悩みや、自分を責めるようなことも、一瞬でハッピーになったりする。
そんな体験をするきっかけだったり、目の前の人が、何かを発見する喜びを目の当たりにすることが
僕は本当に好きで、幸せだ。