増田治療室

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2021-10-15 12:35:00

大切なことは、考え方。

先週から、2回にわたり、ホリスティックセルフケア講座をオンラインで行いました。

 

県外在住の、オンラインカウンセリングのクライアントさんからのリクエストで開催しました。

 

 

開催してみて、感じたことは

 

一番大切なことは、考え方。

 

 

きっかけは、ワクワク💕を接種するか。しないか。

 

どうやって断るか、どうやって打つことを決断するか。

 

その後の体のケアをどうするか。

 

そういったことを考えるヒントが欲しい、体をケアする方法を知りたい、というオーダーだったけど

 

何か一つを選択するのにあたり、重要なことって、結局考え方。

 

 

 

その考え方が、今のじぶんを作っているし、これから先のじぶんを作っていく。

 

その考え方が、スーパーの買い物の仕方や、今から休憩で何を飲むか、という日々の選択全てにつながっている。(これは、体に良くないものを食べてはいけません、という意味ではありませんよ。笑 念のため・・・)

 

だから、ワクワク💕を通して、嫌でも自分の価値観を見つめ直すことを避けては通れなくなった、というのが時代の流れだったのかな。て思います。

 

価値観、とは、「人生において、大切にしたいことの順番」を、明らかに見ること、とも言えます。

 

仕事が一番?家族が一番?じぶんが一番?

 

一番、って思っていることを、本当に一番にする行動ができていますか?

 

ていうことを、今一度振り返りる良い機会だと思います。

 

 

個人的な反省としては、リアル開催では約1時間で、3回分の講座の内容を詰め込んでしまったので🙏

 

特に初めて聞く方には難しかったらしい・・・ていうことが、よくわかりました。

 

リアル講座に参加された方には、今月23日に座談会を開催しますので、そちらでフォローさせて下さい。(無料です)

 

すでに、講座を開催した時からアップデートしている情報がいろいろありますので、日々の取り組みに適応して頂けたらと思います。

 

 

オンライン講座では、特に考え方、情報の取り方、コミュニケーションのコツの部分だけでも1時間の時間を使ってお話しました。

 

問題は、うつとか。うたないとか。マスクするとか。しないとか。何の薬が効くとか。効かないとか。

 

そういった表面のことに惑わされないことが大切で、実は、それは問題なんかじゃないし、正直どっちでもいい。

 

自分にとって、本当に重要なこと、大切にしたいこと、人、もの、生き方は何か?

私は、本当に本当に、どうしたいのか?

どうしたら幸せと言えるか?

 

ということを、しっかり調べて、悩んで、考えて、納得した結論を出すことだと思う。

 

決めたら、あとはできることを淡々と丁寧に、やるだけ。

 

軽く雑にするでもないし、不安と心配に怯える必要もない。どちらの選択をしても、同じだけのリスクがあるわけだから。ただ、淡々とできることに集中するだけ。

 

あとは、自分とは違う意見の人もいてもいい、って、ただそのまま認めるだけ。そうなんですね、あなたはそうお考えなんですね、いいですね。って、ただそれだけのこと。

 

 

講座では、フラットな立場でお話をしているので、ワクワク💕をする人も、しない人も、有益な情報となっております。

 

また、ワクワク💕に関係なく、自分と大切な人の健康を守っていくのに、最重要な考え方をお伝えしているので、考え方をダウンロードしていただくことで、今後直面する全てのテーマに応用して、自分にとって最良の生き方を選択していけると思います。

 

動画のアーカイブ受講のリクエストを頂いておりますので、ご希望の方は動画受講をお申し込み下さい。

今からでも、できること、たくさんあります^^ ご安心を。

 

動画受講のお申し込みはコチラから

 

 

色々な立場の医師、専門家の講座を受講したり、本を読んだりしていますが、専門的すぎず、読みやすく、大切な考え方を示してくれているのがこちらの本になります。

 

ワクチンよりも大切なこと 本間真二郎

 

統計解析のカラクリなど、情報の読み方も紹介されています。ぜひ、ご一読ください。

 

 

ここから雑談。

 

昨日、久しぶりに院長に八つ当たりされまして。さっさと寝な、と一蹴して終わったのですが、その原因が、何年ぶり?に食べたナンでした。

 

普段、ほぼ小麦を排除した生活をしていますので、強力粉の影響、まぁわかりやすい変化でした。

 

わかっていても、どうしても食べたい、っていう欲求、あります。人間なので。

 

それでも、大切にしたいことの順番が明確だから、迷うことなく選択(小麦を食べないという選択)を普段しているのですが、それが抑えきれない衝動がある時、というのは、必ず何か他に原因があります。

 

その原因に対処することで、欲求が変わったり、おさまったりするので、面白いなと思います。

 

また、欲に従って行動した結果を体で味わい切ることで、次は、どうしてもナンを食べたくなったら、大きさを1/10にしよう、とか、先に原因にアプローチしてみよう、とか、行動が変わるわけで、そういうことをかれこれ10年は続けてやってきました。たくさんの失敗を重ねながら。

 

 

その人の選択や言葉の背景を理解することが出来た時、お互いに共有することが出来た時、なるほどね、て、わかることがあったり、優しい気持ちになります。

 

ワクワク💕も一緒だと思うんだよね。(ワクワク💕てかくと、なんだか楽しい気持ちにすらなってくるから不思議)

 

院長語録の一つに「愛は理解より生まれる」というのがあります。

 

理解する。難しいこともたくさんあるけど、ただ、理解したくて治療しているそうです。

まだ知らないこと、わからないことを、ただ理解したい。

 

治るのは、結果そうなってしまうのであって、(潜在的に、無意識に)治りたくない人を治す必要がない。

 

こんなこと書くと、誤解されそうだけど、笑。

 

私たちも、日々トライアンドエラーしながら、どうしたら大切にしたいことを大切にしながら、調和をしていけるか、模索しています。

 

そういったことをシェアできる方と繋がって行けたら嬉しいです。

 

だいぶ脱線しましたが、以上になります。長文失礼しました。ありがとうございます。

 

2021-08-17 23:40:00

小麦の話

こんばんは。
今日は小麦の話...


先日、米粉パンのシェア会の時
小麦の話を色々しまして

小麦率を減らすきっかけになれたかな✨と
嬉しい報告もいただいています。


実際、自分自身を含め
色々な患者さんで、パンをやめてもらうと
原因もよくわからなかった不調や
長年の不快症状が良くなる

中には劇的改善する方もいて
そんなケースをたくさん見てきたのですが

この記事を読んで、改めて納得。


https://toyokeizai.net/articles/-/451051?fbclid=IwAR0DY1a3nP0UCBFVykTyMPCvok5NZPHFLJpNDPhngJai58cVQG3RCZoYZGE


正直なところ、怒りを覚える。
こんな時は、ホリーとウォルナットです。
(ホラーじゃないですよ)

知ってしまうと、怖くて食べられないです…
(でも、わかっててたまに食べる時もあるよ)


なぜ、日本が先進国と言われる国の中で
唯一、がんの死亡率が上がり続けているのか

なぜ、アレルギー体質の人が増えているのか

なぜ、パンを食べると炎症がひどくなるのか

なぜ、パンを好む人にメンタル病む人が多いのか



そりゃ、そうなるわ、、、と
愕然としました。



食品に関する法律を調べていても
この国はいったい何を守っているのだろうか?と
素朴な疑問が湧いてくるんだけど

(海外からの圧力?) 


小麦に限らず、ゆるゆるの法律をすり抜けて
海外では当たり前に禁止されているものが
まかり通っている物を避けるには

自分で調べて、選んで行くしかないな、て。


国が違えば、法律が違うから、

そ、も、そ、も、の、スタート地点からして
安全性の基準が違いすぎて驚きです。


日本製は安心、ていう神話も
無いな、と感じます。


だから、
なるべく、安心安全な納得できるものに
なるべく、共感できる物や企業に
なるべく、大好きな人に
お金を払いたいて思います。


買い物は投票。


とは言っても、完全に避けることは無理だし
日本以外での生活も考えられないので


できることから一歩ずつ
淡々と丁寧に、やるだけ。


自分でコントロールできることに集中。


どうしたら、楽しめるか?
パンを。


出来る方法を考えましょう。
一緒に。


知らないほうが幸せなのかもしれない、と
時々思うことがあるけど


それでも、なぜ伝えるのか、取り組むのか。
考えてみたら、答えはシンプルだった。


ただ、大切な存在の笑顔を、守りたいだけ。
食事は、どうしたって食べるから
影響の大きさを考えると、避けられない。


ただ、それだけ。


きっと、みんなそうだと思うんだよね。
だから、楽しく出来る方法を考えよう。


そう思う。

2021-08-01 12:34:00

たいせつな考え方

今日は、考え方について、最近特に感じている大切なポイントをシェアします。

 

 

体の治療だけ受ける方にも、カウンセリングを受ける方にも、栄養相談の方にも、2つ、3つ以上同時に受ける方にも、すべての方に共通すると思うので

 

 

もし、何か思い通りに結果が出ないな、とか、うまくいかないな、て感じてることがあったら、

 

 

参考にしてもらえると良いと思います。

 

 

・・・

 

 

どんな方にも、これがいい!これが正しい!と思う、または考えている、信じていることって、色々あると思います。

 

たとえば、

 

野菜をいっぱい食べた方がいい、とか

肉より魚のほうが健康にいい、とか

砂糖は控えるべきだ、とか

コーヒーは体に悪い、とか

白米は悪で、玄米のほうが栄養がある、とか

 

毎日決まった運動をしたほうがいい、とか

腰が痛いときは動かない方がいい、とか

薬より自然療法のほうがいい、とか

 

とか、とか、色々・・・

 

 

人によって、本当に色々。

 

 

で、アドバイスを求めていない人に対して、お節介でどうこう言うつもりはないですし、

 

 

何が正しいのか?と聞かれたら、10人いたら、10通りの答えがありまして、簡単に一言で答えられないことばかりです。

 

 

でももし、自分が信じている、当たり前だと思っている、これが良い!と思っている健康法や、食事法、運動を続けていて、思い通りの結果が出ない、または変化しない、悪化している、としたら

 

 

「それって、本当ですか?それって、本当にあってますか?」て、自分の中の常識、当たり前、信じていることを、一度、疑ってみる、ちょっと離れた場所から客観的に見てみることをおすすめします。

 

 

・・・

 

 

 

こうやって書くと、そんなん、そうでしょ、って思う方もいるかもしれないけど、

 

 

うまくいかない、思うように結果が出ない方のお話を聞いていますと、結構多くのケースで共通して

 

 

根本の「考え方」、信じて疑わない「何か」が、邪魔しているなぁというケースが見受けられるので・・・

 

 

方法論(たとえば、納豆を毎日食べる、ぶら下がり棒にぶら下がる、など)が、良いとか、悪いとか、そういう話ではなくて、

 

 

「今の、私の場合、私の体の内部環境や、外部環境(住居や空気環境、人間関係など)、食べ方、ライフスタイル、検査データや画像診断の結果、運動やマッサージ、サプリメントなど、自分に関係するすべてのことを総合して見て、目指しているゴールから逆算して考えた場合、今、良いと思って信じてやっていることが、もしかしたら、違うかもしれない」ていう視点を

 

一度、持ってみませんか?というご提案です。

 

 

(つまり、同じ人でも、状況や状態がかわれば、「その人にとっての良いこと」も、また変わる可能性がかなりある、ということです)

 

 

・・・

 

 

それを、どう伝えたら良いのか?

 

常日頃から考えているけど、すごく難しいなと感じています。

 

だって、信じて疑わないものを、「もしかしたら、その信じていることが、逆効果かもしれません」ていうアイデア、提案ですから・・・

 

 

 

実際には、こんなケースがありました。

 

 

ケース①

30年くらい、つづけて、良いと信じて飲み続けている高価なサプリメントがありました。

色々食事のアドバイスも実践して、治療も受けて、少しは良くなったけど、お金も時間もかけている割に・・・もっといけるはずなのに・・・という、悶々とした状態が続いていて。

 

やんわりとは伝えていたけど、ある時、そのサプリメント、思い切ってやめてみませんか?と提案してみて、30年続けてきた高価なサプリメントをやめたら、そのあとから、劇的に症状が改善しはじめました。

 

 

ケース②

糖質は、できるだけ控えるべきです。砂糖も使わないし、甘いお菓子も食べません。なるべく低糖質に気をつけて、主食のご飯も玄米にして、食べ過ぎないようにしています。

 

という、マクロビよりのお食事を勉強して熱心に実践されているケース。

そこは否定せずに、摂らないほうが良いと信じて疑わなかった糖質と動物性タンパク質を増やしたら、1週間で劇的改善しました。

 

 

これは、ほんの一例で、たとえば多くあるのは、ダイエットの仕方とか・・・体脂肪の落とし方とか・・・

運動しすぎて調子わるいケースとか(男性に多いパターンですが、女性でもあります)・・・

長く続いている痛みや不調のケースとか・・・

 

 

本当にたくさんあります。

 

いつも、いつも、治療のたびに、カウンセリングのたびに、相談のたびに、伝えてはいます。

 

いろんな伝え方や、いろんな言葉や、いろんな方法や、いろんなリアクションや、いろんな表現で。

 

時には、バッサリと、ズバッと、厳しめにお伝えすることもあるけど、何回も、何回も、やんわりとやさしく伝えて、それでも、どうしてもそこを見直さないと、結果がでない!となれば、ズバッと、ていう方法で伝えることもあります。

 

伝わるときもあれば、伝わらない、もしくは厳しく指摘されて傷ついた、と言われることもありました。

 

だから、いきなりズバッとは絶対言わないし、聞かれなければ、求められなければ、基本的には言わないです。また、提案したアイデアを受け取る、受け取らないに関しても、一切立ち入りません。

 

ちょっとくらい理論が間違っていたって、そのほうが幸せで、楽しくて、健康だったら、別にいいじゃん、て思うから。それに、人の健康や幸せに、責任はとれないから。

 

 

 

でも、もし【結果を出したい、だけど、現在、思い通りに結果が出てない】というお悩みがあるんだとしたら、

 

一度でいいから、自分の「正しさ」を疑ってみる、ていうのは、大切なプロセスじゃないかなぁ・・・・て思うのです。

 

 

栄養の場合は、単純に量が足りないとか、タイミングがずれてるとか、そういったシンプルな解決で結果が出る場合も多くあります。

 

 

・・・

 

 

中には、お話を伺っていく中で、強いご自身の意思で、「私は、こうする」と決めている方もいて、

 

私たちの視点や学んできたこと、実践してきたことから考えると、他の方法を採用したほうが圧倒的に早く結果がでるとは思うけど、

 

そこまで強い意思で、具体的な方法まで決めているのであれば、こちらからはアドバイスも提案も特にしません。

 

その方の方針にそって、こちらでできること「だけ」を淡々とサポートしています。

 

 

いちばん大切にしていることは、「その方が自分で決めること」で、「自分の人生や自分の健康に、自分で責任をもつこと」だから。

 

その方がよく勉強して、よく調べて、十分に納得して決断されたことを、最大限尊重することだからです。

 

 

・・・

 

 

 

長くなりましたが、もし、意識して何か取り組みや努力をしているのに、思うように結果がでないとしたら、

 

「何か私が、間違っているかもしれない」という視点を一度持ってみること、

 

それは、量か、タイミングや頻度か、選択そのものか、質か、それとももっと別なことか、わからないけど

 

一度疑ってみること、事実をよく見て検証すること、やってみてください。

 

 

慣れないと、どこを見たら良いのかわからない、ていうこともあるかもしれないですが、

 

内容のサポートについては、90分コースまたはカウンセリングにて対応します。

 

 

 

 

 

2020-07-03 12:34:00

引き続き、ことばの大切さについて

院長の増田です。

前回に引き続き、言葉の使い方についてお話したいと思います。


今回は、コミュニケーションによって、自分が受ける治療の効果を最大限に引き出すコツ。

 

つまり、どういうことか?というと、施術者や病院であればドクターに、伝えたいことを正確に伝えるためのポイントです。



当院に限らず、病院や整骨院などへ行くときに、自分の現在の症状と既往歴、その他、日常生活の様子など、治療を進める上で必要な情報を、正確に伝えるのはとても大切なことです。

必要な情報を、正確に相手に伝えることが出来れば、話をしただけで、治療のポイントが絞られ、最初から的確な治療を受けることが出来ます。

施術者側の視点では、よりシンプルで、患者さんがわかりやすい表現を使う事で、患者さんの症状の改善や、運動療法の効果を上げることが出来ます。

 

 

では、具体的には、どういうコミュニケーションなのか?を、例を用いてお話しましょう。

 


・・・

 


就活で面接のとき、大学時代の様子について聞かれたAさんの答え。


「大学時代は応援部で、吹奏楽のために人間関係と部の運営に尽力した。」


この文章を見た時、Aさんの伝えたいことがわかるでしょうか?

 

この文章からわかることは、

 


・大学時代は応援部だったこと。
・吹奏楽のための何かに尽力したこと。
・応援部の運営に関わっていたこと

 


伝えたいことは、

 


応援部だったこと?
何かに尽力したこと?
吹奏楽のため、ということ?
運営に関わっていたこと?


どうでしょう?

 


文章の最後にある 「尽力した。」 というのが伝えたいポイントになるので、何かを頑張っていたようです。

 


ですが、「何に対して」尽力していたのかがわかりません。

 

 

使っている言葉は難しく、なんとなく一言でまとまっているように見えますが、内容だけみると、


「私は人間関係頑張ったー!部の仕事もすごく頑張った!」 と、そう変わりません。


僕が幼稚園の先生であれば、

 


「うんうん、そうだね、よく頑張ったね。それで、具体的には、人間関係のどんな部分に苦労したの?部の仕事は、どんな仕事だったの? ゆっくりでいいから一つずつ教えてね。」

 


と答えるかもしれません。

 


ですが、これが面接であれば、文章が稚拙であることを理由に、切り捨てられてしまうかもしれません。

 

書籍の中では、この文章について、何がおかしいのか?説明と、訂正が何度も繰り返されていて、そのプロセスを詳細に説明していますが、ここでは割愛して最終的な文章だけを以下に載せます。



「大学時代は応援部の吹奏楽に所属していた。吹奏楽のクオリティーを高めるために、仲間とのコミュニケーションを第一に考えた。応援部は野球部など他部との日程調整が必要だ。また、対戦相手となる他大学との応援の打ち合わせなども頻繁にある。私はこうした部の運営にも力を注いだ。」

 


大分状況が想像出来る内容になりました。

 


これでも、まだわからない部分がたくさんあるのですが、大体の内容は把握できるようになりました。

 


吹奏楽のクオリティーとは、どんなことを指している?
仲間とのコミュニケーションの内容とは何のこと?雑談?指示の伝達?
部の運営にどう力を注いだ?


曖昧な文章からは、「事実」を受け取ることが難しくなります。

 

 

・・・

 

 

話を元に戻して、よりよい治療をうけること、より短時間で原因や治療のポイントを探り、症状が楽になること、を考えるとき、大切なことは

 

・事実を時間経過で伝えられること

・自分にとって大切とは思わない情報も含めて、開示できること

・体も心も、それに伴ってどう感じているのか、何が辛いのか、感情や、解決したい優先順位を整理して伝えられること

 

が出来ると、どこで治療を受けるにしても、スムーズに事が運びます。

 

 

・・・

 

 

90分コースの中では、何度もお伝えしている内容の一つに、「事実」と「感情」を分けて考える、という内容がああります。

 

これが、意外と簡単なようで、なかなか出来ない人が多いです。

 

事実と感情を分けて考える、というのは、論理的思考であり、幸せな生き方、考え方の第一歩、基本中の基本です。

 

たとえば、仕事ができる、できない、ということと、好き、嫌いは別。

 

可愛い、ブサイク、ていうことと、好き、嫌いは別。

 

「Qさんは仕事できないから、嫌い」というのは、論理的思考ではありません。

 

「Qさんは、仕事の⚪︎⚪︎の部分は、3回に2回は失敗する」  は、事実で、だから好き、嫌い、は個人の好みの問題です。

 

多くの人間関係のストレスや問題となることは、事実と感情をわけて考えられないことに起因しています。

 

だから、事実と感情を分けて考えること、論理的思考が非常に大切です。

 

 

・・・

 

 

たった一つの事実を、私は、どのように受け取り、ことばで表現するのか?

 

その事実に対して、私は、どのように反応しているのか?どんな考えを持っているのか?

 

それを紐解いていくと、自分の傾向やクセが、よくわかるようになります。

 

ことばの使い方には、無意識に、自分の本音や、生き方のクセが表れてきます。

 

なので、逆にいうと、言葉の使い方を先にかえてしまえば、性格も考え方も変わって行く、ということも言えます。

 

最近は、時代の傾向として、自分を大切にしましょう、とか、自分にやさしく、とか、どこかしらで聞いたことがあるフレーズだと思いますが、言葉の使い方が間違っていると、自分を大切にすることも、ずれてきてしまうんですね。



だからこそ、言語能力、文章能力が鍵になるのです。


幼少期の自分と対話するポイントでもあり、インナーチャイルドのワークでも必須の能力です。

幼少期の曖昧な言葉の行間を読み、心の内を受け取り、少ない情報から、より深くにある心の本質に寄り添う。

そうして受け取った思いを言葉にして、「本当はどうしたかった、どうしたら嬉しかった?」を導いていく。

曖昧な言葉を受け取って、そこに足りない言葉を継ぎ足し、感情や感覚を表現し、本当にしたいことにつなげる。


そういった事をひとつひとつ丁寧にしていくことで、今はまだ、僕と妻がナビゲーターをしているクライアントさんも、いずれは自分の内側と対話し、自分自身で目の前の課題を越えていけるようになります。

 

 

・・・ 

 

 

だいぶ脱線しましたが、捻挫の治療をうけることも、対人関係ストレスから解放されることも、自分を大切にすることも、自分を癒すことも、

国語力、言葉の使い方、コミュニケーションが非常に大切、というお話でした。

 

 

ちなみに、僕は「基本的に主語がない、それじゃ意味が伝わらない」と、妻に言われ続け、今もまだ、勉強中です。

 

 

10年先が、今よりもさらに生き生きと生きられるように。
ひとつひとつのこと、言葉、行動をもっと丁寧に。

 

一緒に取り組んでいきましょう。

 

 

2020-06-20 12:32:00

言葉の使い方で、生き方が変わる

こんばんは、院長の増田です。今日は、言葉の使い方について、お話したいと思います。

 

 

僕は、コミュニケーションの中で、わかりやすく誤解が起こらない言葉を選択するように意識しています。

ですが、気をつけていても、伝えたい事が伝わらなかったり、間違って伝わったり、ということが起こります。

こうしたコミュニケーションの不調和が頻発するようになると、周囲の人からの不理解や誤解から始まる感情的なトラブルを引き起こすのです。


なので、思い当たる部分のある人(僕)は、大きなトラブルになる前に勉強しましょう。


コミュニケーションの鍵となるのは、言葉です。


今回は、「マジ文章書けないんだけど」、の中から例として、「受動態」と「能動態」の話を。


「受動態」は、○○された。「能動態」は、○○した。
「受動態」は、被害者感覚を表現する効果もあります。


以下の二つの言葉を比べてみてください。

 


①とっておいたスイーツを妹に食べられた。
②妹は、私がとっておいたスイーツを食べた。

 


①は「受動態」、②は「能動態」です。

 


同じ出来事を表現した2つの文章ですが、①の文は、被害者感覚ー感情が見え隠れする文章になっています。


意識して使う分には問題ないのですが、無意識に①の形の言葉を使っている人は要注意です。


無意識に被害者(他責的)になっていて、いつも、誰かに攻撃されている。
という思い込みがあります。


思い当たる方は、「○○された。」の言葉の後に、だから○○する、と続けてみてください。



とっておいたスイーツを妹に食べられた。
だから、妹のスイーツを食べ返した。


とっておいたスイーツを妹に食べられた。
だから、改めてもう一つ買うことにした。

とっておいたスイーツを妹に食べられた。
だけど、妹が大好きなので逆に嬉しかった。


やられっぱなしで愚痴ばかりの被害者から、即行動の現実主義者に変身できます。
3つ目の選択肢を行っている人は、問題にすらなっていないので、ある意味幸せかもしれません。



ちょっとした言葉の使い方ですが、「それでこれからどうするの?」をつけて話が出来るようになると、結論がないのに共感を求める会話(愚痴・依存的)が、自分で結論を出す会話(自立)に変わります。


愚痴を言うのに、自分で結論を出さない生き方は依存です。


聞かれてもいないのに、「それならこうしてみたら?」なんて答えるのは、過干渉です。


依存的な自分から卒業するコツは、自分で決めること。
私はこう考える。だからこうする。

 


過干渉をやめるには、沈黙。
会話するなら、「それで、どうするの?」「それで、どうしたいの?」


それだけです。


愚痴を言って、共感されることに、あまりにも慣れすぎてしまうと、自分のしている行動が、まさか依存だったり、自分も相手も大切にしていない、という事実に気が付かなくなります。

そんな自分に気が付き、言葉の使い方や、問いの出し方、人への伝え方、結論(どう行動するのか?)が変わり始めると、人生が自分の意思でコントロール出来るようになります。

 

10年先がさらに快適で、生き生きと生きられるように、今すぐ出来ること。

それって、何か、ものすごく大きく変化することや、魔法のようにある日突然変わること、ではなくて、こういう日常の中にある小さな選択を、丁寧にしていくこと。

その積み重ねの先にあると思います。

 

自分で使う言葉を選び、自分で決めて、自分の人生に自分で責任を持つこと。

そんな生き方が、自分を幸せにしてくれるのだと思います。

 

 

ともに、学び、成長していきましょう。

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