増田治療室

ブログ

2021-08-17 23:40:00

小麦の話

こんばんは。
今日は小麦の話...


先日、米粉パンのシェア会の時
小麦の話を色々しまして

小麦率を減らすきっかけになれたかな✨と
嬉しい報告もいただいています。


実際、自分自身を含め
色々な患者さんで、パンをやめてもらうと
原因もよくわからなかった不調や
長年の不快症状が良くなる

中には劇的改善する方もいて
そんなケースをたくさん見てきたのですが

この記事を読んで、改めて納得。


https://toyokeizai.net/articles/-/451051?fbclid=IwAR0DY1a3nP0UCBFVykTyMPCvok5NZPHFLJpNDPhngJai58cVQG3RCZoYZGE


正直なところ、怒りを覚える。
こんな時は、ホリーとウォルナットです。
(ホラーじゃないですよ)

知ってしまうと、怖くて食べられないです…
(でも、わかっててたまに食べる時もあるよ)


なぜ、日本が先進国と言われる国の中で
唯一、がんの死亡率が上がり続けているのか

なぜ、アレルギー体質の人が増えているのか

なぜ、パンを食べると炎症がひどくなるのか

なぜ、パンを好む人にメンタル病む人が多いのか



そりゃ、そうなるわ、、、と
愕然としました。



食品に関する法律を調べていても
この国はいったい何を守っているのだろうか?と
素朴な疑問が湧いてくるんだけど

(海外からの圧力?) 


小麦に限らず、ゆるゆるの法律をすり抜けて
海外では当たり前に禁止されているものが
まかり通っている物を避けるには

自分で調べて、選んで行くしかないな、て。


国が違えば、法律が違うから、

そ、も、そ、も、の、スタート地点からして
安全性の基準が違いすぎて驚きです。


日本製は安心、ていう神話も
無いな、と感じます。


だから、
なるべく、安心安全な納得できるものに
なるべく、共感できる物や企業に
なるべく、大好きな人に
お金を払いたいて思います。


買い物は投票。


とは言っても、完全に避けることは無理だし
日本以外での生活も考えられないので


できることから一歩ずつ
淡々と丁寧に、やるだけ。


自分でコントロールできることに集中。


どうしたら、楽しめるか?
パンを。


出来る方法を考えましょう。
一緒に。


知らないほうが幸せなのかもしれない、と
時々思うことがあるけど


それでも、なぜ伝えるのか、取り組むのか。
考えてみたら、答えはシンプルだった。


ただ、大切な存在の笑顔を、守りたいだけ。
食事は、どうしたって食べるから
影響の大きさを考えると、避けられない。


ただ、それだけ。


きっと、みんなそうだと思うんだよね。
だから、楽しく出来る方法を考えよう。


そう思う。

2021-08-01 12:34:00

たいせつな考え方

今日は、考え方について、最近特に感じている大切なポイントをシェアします。

 

 

体の治療だけ受ける方にも、カウンセリングを受ける方にも、栄養相談の方にも、2つ、3つ以上同時に受ける方にも、すべての方に共通すると思うので

 

 

もし、何か思い通りに結果が出ないな、とか、うまくいかないな、て感じてることがあったら、

 

 

参考にしてもらえると良いと思います。

 

 

・・・

 

 

どんな方にも、これがいい!これが正しい!と思う、または考えている、信じていることって、色々あると思います。

 

たとえば、

 

野菜をいっぱい食べた方がいい、とか

肉より魚のほうが健康にいい、とか

砂糖は控えるべきだ、とか

コーヒーは体に悪い、とか

白米は悪で、玄米のほうが栄養がある、とか

 

毎日決まった運動をしたほうがいい、とか

腰が痛いときは動かない方がいい、とか

薬より自然療法のほうがいい、とか

 

とか、とか、色々・・・

 

 

人によって、本当に色々。

 

 

で、アドバイスを求めていない人に対して、お節介でどうこう言うつもりはないですし、

 

 

何が正しいのか?と聞かれたら、10人いたら、10通りの答えがありまして、簡単に一言で答えられないことばかりです。

 

 

でももし、自分が信じている、当たり前だと思っている、これが良い!と思っている健康法や、食事法、運動を続けていて、思い通りの結果が出ない、または変化しない、悪化している、としたら

 

 

「それって、本当ですか?それって、本当にあってますか?」て、自分の中の常識、当たり前、信じていることを、一度、疑ってみる、ちょっと離れた場所から客観的に見てみることをおすすめします。

 

 

・・・

 

 

 

こうやって書くと、そんなん、そうでしょ、って思う方もいるかもしれないけど、

 

 

うまくいかない、思うように結果が出ない方のお話を聞いていますと、結構多くのケースで共通して

 

 

根本の「考え方」、信じて疑わない「何か」が、邪魔しているなぁというケースが見受けられるので・・・

 

 

方法論(たとえば、納豆を毎日食べる、ぶら下がり棒にぶら下がる、など)が、良いとか、悪いとか、そういう話ではなくて、

 

 

「今の、私の場合、私の体の内部環境や、外部環境(住居や空気環境、人間関係など)、食べ方、ライフスタイル、検査データや画像診断の結果、運動やマッサージ、サプリメントなど、自分に関係するすべてのことを総合して見て、目指しているゴールから逆算して考えた場合、今、良いと思って信じてやっていることが、もしかしたら、違うかもしれない」ていう視点を

 

一度、持ってみませんか?というご提案です。

 

 

(つまり、同じ人でも、状況や状態がかわれば、「その人にとっての良いこと」も、また変わる可能性がかなりある、ということです)

 

 

・・・

 

 

それを、どう伝えたら良いのか?

 

常日頃から考えているけど、すごく難しいなと感じています。

 

だって、信じて疑わないものを、「もしかしたら、その信じていることが、逆効果かもしれません」ていうアイデア、提案ですから・・・

 

 

 

実際には、こんなケースがありました。

 

 

ケース①

30年くらい、つづけて、良いと信じて飲み続けている高価なサプリメントがありました。

色々食事のアドバイスも実践して、治療も受けて、少しは良くなったけど、お金も時間もかけている割に・・・もっといけるはずなのに・・・という、悶々とした状態が続いていて。

 

やんわりとは伝えていたけど、ある時、そのサプリメント、思い切ってやめてみませんか?と提案してみて、30年続けてきた高価なサプリメントをやめたら、そのあとから、劇的に症状が改善しはじめました。

 

 

ケース②

糖質は、できるだけ控えるべきです。砂糖も使わないし、甘いお菓子も食べません。なるべく低糖質に気をつけて、主食のご飯も玄米にして、食べ過ぎないようにしています。

 

という、マクロビよりのお食事を勉強して熱心に実践されているケース。

そこは否定せずに、摂らないほうが良いと信じて疑わなかった糖質と動物性タンパク質を増やしたら、1週間で劇的改善しました。

 

 

これは、ほんの一例で、たとえば多くあるのは、ダイエットの仕方とか・・・体脂肪の落とし方とか・・・

運動しすぎて調子わるいケースとか(男性に多いパターンですが、女性でもあります)・・・

長く続いている痛みや不調のケースとか・・・

 

 

本当にたくさんあります。

 

いつも、いつも、治療のたびに、カウンセリングのたびに、相談のたびに、伝えてはいます。

 

いろんな伝え方や、いろんな言葉や、いろんな方法や、いろんなリアクションや、いろんな表現で。

 

時には、バッサリと、ズバッと、厳しめにお伝えすることもあるけど、何回も、何回も、やんわりとやさしく伝えて、それでも、どうしてもそこを見直さないと、結果がでない!となれば、ズバッと、ていう方法で伝えることもあります。

 

伝わるときもあれば、伝わらない、もしくは厳しく指摘されて傷ついた、と言われることもありました。

 

だから、いきなりズバッとは絶対言わないし、聞かれなければ、求められなければ、基本的には言わないです。また、提案したアイデアを受け取る、受け取らないに関しても、一切立ち入りません。

 

ちょっとくらい理論が間違っていたって、そのほうが幸せで、楽しくて、健康だったら、別にいいじゃん、て思うから。それに、人の健康や幸せに、責任はとれないから。

 

 

 

でも、もし【結果を出したい、だけど、現在、思い通りに結果が出てない】というお悩みがあるんだとしたら、

 

一度でいいから、自分の「正しさ」を疑ってみる、ていうのは、大切なプロセスじゃないかなぁ・・・・て思うのです。

 

 

栄養の場合は、単純に量が足りないとか、タイミングがずれてるとか、そういったシンプルな解決で結果が出る場合も多くあります。

 

 

・・・

 

 

中には、お話を伺っていく中で、強いご自身の意思で、「私は、こうする」と決めている方もいて、

 

私たちの視点や学んできたこと、実践してきたことから考えると、他の方法を採用したほうが圧倒的に早く結果がでるとは思うけど、

 

そこまで強い意思で、具体的な方法まで決めているのであれば、こちらからはアドバイスも提案も特にしません。

 

その方の方針にそって、こちらでできること「だけ」を淡々とサポートしています。

 

 

いちばん大切にしていることは、「その方が自分で決めること」で、「自分の人生や自分の健康に、自分で責任をもつこと」だから。

 

その方がよく勉強して、よく調べて、十分に納得して決断されたことを、最大限尊重することだからです。

 

 

・・・

 

 

 

長くなりましたが、もし、意識して何か取り組みや努力をしているのに、思うように結果がでないとしたら、

 

「何か私が、間違っているかもしれない」という視点を一度持ってみること、

 

それは、量か、タイミングや頻度か、選択そのものか、質か、それとももっと別なことか、わからないけど

 

一度疑ってみること、事実をよく見て検証すること、やってみてください。

 

 

慣れないと、どこを見たら良いのかわからない、ていうこともあるかもしれないですが、

 

内容のサポートについては、90分コースまたはカウンセリングにて対応します。

 

 

 

 

 

2020-07-03 12:34:00

引き続き、ことばの大切さについて

院長の増田です。

前回に引き続き、言葉の使い方についてお話したいと思います。


今回は、コミュニケーションによって、自分が受ける治療の効果を最大限に引き出すコツ。

 

つまり、どういうことか?というと、施術者や病院であればドクターに、伝えたいことを正確に伝えるためのポイントです。



当院に限らず、病院や整骨院などへ行くときに、自分の現在の症状と既往歴、その他、日常生活の様子など、治療を進める上で必要な情報を、正確に伝えるのはとても大切なことです。

必要な情報を、正確に相手に伝えることが出来れば、話をしただけで、治療のポイントが絞られ、最初から的確な治療を受けることが出来ます。

施術者側の視点では、よりシンプルで、患者さんがわかりやすい表現を使う事で、患者さんの症状の改善や、運動療法の効果を上げることが出来ます。

 

 

では、具体的には、どういうコミュニケーションなのか?を、例を用いてお話しましょう。

 


・・・

 


就活で面接のとき、大学時代の様子について聞かれたAさんの答え。


「大学時代は応援部で、吹奏楽のために人間関係と部の運営に尽力した。」


この文章を見た時、Aさんの伝えたいことがわかるでしょうか?

 

この文章からわかることは、

 


・大学時代は応援部だったこと。
・吹奏楽のための何かに尽力したこと。
・応援部の運営に関わっていたこと

 


伝えたいことは、

 


応援部だったこと?
何かに尽力したこと?
吹奏楽のため、ということ?
運営に関わっていたこと?


どうでしょう?

 


文章の最後にある 「尽力した。」 というのが伝えたいポイントになるので、何かを頑張っていたようです。

 


ですが、「何に対して」尽力していたのかがわかりません。

 

 

使っている言葉は難しく、なんとなく一言でまとまっているように見えますが、内容だけみると、


「私は人間関係頑張ったー!部の仕事もすごく頑張った!」 と、そう変わりません。


僕が幼稚園の先生であれば、

 


「うんうん、そうだね、よく頑張ったね。それで、具体的には、人間関係のどんな部分に苦労したの?部の仕事は、どんな仕事だったの? ゆっくりでいいから一つずつ教えてね。」

 


と答えるかもしれません。

 


ですが、これが面接であれば、文章が稚拙であることを理由に、切り捨てられてしまうかもしれません。

 

書籍の中では、この文章について、何がおかしいのか?説明と、訂正が何度も繰り返されていて、そのプロセスを詳細に説明していますが、ここでは割愛して最終的な文章だけを以下に載せます。



「大学時代は応援部の吹奏楽に所属していた。吹奏楽のクオリティーを高めるために、仲間とのコミュニケーションを第一に考えた。応援部は野球部など他部との日程調整が必要だ。また、対戦相手となる他大学との応援の打ち合わせなども頻繁にある。私はこうした部の運営にも力を注いだ。」

 


大分状況が想像出来る内容になりました。

 


これでも、まだわからない部分がたくさんあるのですが、大体の内容は把握できるようになりました。

 


吹奏楽のクオリティーとは、どんなことを指している?
仲間とのコミュニケーションの内容とは何のこと?雑談?指示の伝達?
部の運営にどう力を注いだ?


曖昧な文章からは、「事実」を受け取ることが難しくなります。

 

 

・・・

 

 

話を元に戻して、よりよい治療をうけること、より短時間で原因や治療のポイントを探り、症状が楽になること、を考えるとき、大切なことは

 

・事実を時間経過で伝えられること

・自分にとって大切とは思わない情報も含めて、開示できること

・体も心も、それに伴ってどう感じているのか、何が辛いのか、感情や、解決したい優先順位を整理して伝えられること

 

が出来ると、どこで治療を受けるにしても、スムーズに事が運びます。

 

 

・・・

 

 

90分コースの中では、何度もお伝えしている内容の一つに、「事実」と「感情」を分けて考える、という内容がああります。

 

これが、意外と簡単なようで、なかなか出来ない人が多いです。

 

事実と感情を分けて考える、というのは、論理的思考であり、幸せな生き方、考え方の第一歩、基本中の基本です。

 

たとえば、仕事ができる、できない、ということと、好き、嫌いは別。

 

可愛い、ブサイク、ていうことと、好き、嫌いは別。

 

「Qさんは仕事できないから、嫌い」というのは、論理的思考ではありません。

 

「Qさんは、仕事の⚪︎⚪︎の部分は、3回に2回は失敗する」  は、事実で、だから好き、嫌い、は個人の好みの問題です。

 

多くの人間関係のストレスや問題となることは、事実と感情をわけて考えられないことに起因しています。

 

だから、事実と感情を分けて考えること、論理的思考が非常に大切です。

 

 

・・・

 

 

たった一つの事実を、私は、どのように受け取り、ことばで表現するのか?

 

その事実に対して、私は、どのように反応しているのか?どんな考えを持っているのか?

 

それを紐解いていくと、自分の傾向やクセが、よくわかるようになります。

 

ことばの使い方には、無意識に、自分の本音や、生き方のクセが表れてきます。

 

なので、逆にいうと、言葉の使い方を先にかえてしまえば、性格も考え方も変わって行く、ということも言えます。

 

最近は、時代の傾向として、自分を大切にしましょう、とか、自分にやさしく、とか、どこかしらで聞いたことがあるフレーズだと思いますが、言葉の使い方が間違っていると、自分を大切にすることも、ずれてきてしまうんですね。



だからこそ、言語能力、文章能力が鍵になるのです。


幼少期の自分と対話するポイントでもあり、インナーチャイルドのワークでも必須の能力です。

幼少期の曖昧な言葉の行間を読み、心の内を受け取り、少ない情報から、より深くにある心の本質に寄り添う。

そうして受け取った思いを言葉にして、「本当はどうしたかった、どうしたら嬉しかった?」を導いていく。

曖昧な言葉を受け取って、そこに足りない言葉を継ぎ足し、感情や感覚を表現し、本当にしたいことにつなげる。


そういった事をひとつひとつ丁寧にしていくことで、今はまだ、僕と妻がナビゲーターをしているクライアントさんも、いずれは自分の内側と対話し、自分自身で目の前の課題を越えていけるようになります。

 

 

・・・ 

 

 

だいぶ脱線しましたが、捻挫の治療をうけることも、対人関係ストレスから解放されることも、自分を大切にすることも、自分を癒すことも、

国語力、言葉の使い方、コミュニケーションが非常に大切、というお話でした。

 

 

ちなみに、僕は「基本的に主語がない、それじゃ意味が伝わらない」と、妻に言われ続け、今もまだ、勉強中です。

 

 

10年先が、今よりもさらに生き生きと生きられるように。
ひとつひとつのこと、言葉、行動をもっと丁寧に。

 

一緒に取り組んでいきましょう。

 

 

2020-06-20 12:32:00

言葉の使い方で、生き方が変わる

こんばんは、院長の増田です。今日は、言葉の使い方について、お話したいと思います。

 

 

僕は、コミュニケーションの中で、わかりやすく誤解が起こらない言葉を選択するように意識しています。

ですが、気をつけていても、伝えたい事が伝わらなかったり、間違って伝わったり、ということが起こります。

こうしたコミュニケーションの不調和が頻発するようになると、周囲の人からの不理解や誤解から始まる感情的なトラブルを引き起こすのです。


なので、思い当たる部分のある人(僕)は、大きなトラブルになる前に勉強しましょう。


コミュニケーションの鍵となるのは、言葉です。


今回は、「マジ文章書けないんだけど」、の中から例として、「受動態」と「能動態」の話を。


「受動態」は、○○された。「能動態」は、○○した。
「受動態」は、被害者感覚を表現する効果もあります。


以下の二つの言葉を比べてみてください。

 


①とっておいたスイーツを妹に食べられた。
②妹は、私がとっておいたスイーツを食べた。

 


①は「受動態」、②は「能動態」です。

 


同じ出来事を表現した2つの文章ですが、①の文は、被害者感覚ー感情が見え隠れする文章になっています。


意識して使う分には問題ないのですが、無意識に①の形の言葉を使っている人は要注意です。


無意識に被害者(他責的)になっていて、いつも、誰かに攻撃されている。
という思い込みがあります。


思い当たる方は、「○○された。」の言葉の後に、だから○○する、と続けてみてください。



とっておいたスイーツを妹に食べられた。
だから、妹のスイーツを食べ返した。


とっておいたスイーツを妹に食べられた。
だから、改めてもう一つ買うことにした。

とっておいたスイーツを妹に食べられた。
だけど、妹が大好きなので逆に嬉しかった。


やられっぱなしで愚痴ばかりの被害者から、即行動の現実主義者に変身できます。
3つ目の選択肢を行っている人は、問題にすらなっていないので、ある意味幸せかもしれません。



ちょっとした言葉の使い方ですが、「それでこれからどうするの?」をつけて話が出来るようになると、結論がないのに共感を求める会話(愚痴・依存的)が、自分で結論を出す会話(自立)に変わります。


愚痴を言うのに、自分で結論を出さない生き方は依存です。


聞かれてもいないのに、「それならこうしてみたら?」なんて答えるのは、過干渉です。


依存的な自分から卒業するコツは、自分で決めること。
私はこう考える。だからこうする。

 


過干渉をやめるには、沈黙。
会話するなら、「それで、どうするの?」「それで、どうしたいの?」


それだけです。


愚痴を言って、共感されることに、あまりにも慣れすぎてしまうと、自分のしている行動が、まさか依存だったり、自分も相手も大切にしていない、という事実に気が付かなくなります。

そんな自分に気が付き、言葉の使い方や、問いの出し方、人への伝え方、結論(どう行動するのか?)が変わり始めると、人生が自分の意思でコントロール出来るようになります。

 

10年先がさらに快適で、生き生きと生きられるように、今すぐ出来ること。

それって、何か、ものすごく大きく変化することや、魔法のようにある日突然変わること、ではなくて、こういう日常の中にある小さな選択を、丁寧にしていくこと。

その積み重ねの先にあると思います。

 

自分で使う言葉を選び、自分で決めて、自分の人生に自分で責任を持つこと。

そんな生き方が、自分を幸せにしてくれるのだと思います。

 

 

ともに、学び、成長していきましょう。

2020-06-07 12:31:00

ジメジメした季節がやってきました

ジメジメとした季節になってきました。
この時期は、頭痛、関節痛、肩こり、倦怠感、吐き気といった、原因のはっきりしない不定愁訴が増えてきます。
いまも話題が尽きない、新型コロナウィルスに関連した諸々の...
(ネガティブニュースによる不安や心配、携帯、テレビ依存、マスクによる耳や顔の緊張、酸欠)
それに加えて、
・低気圧
・湿度
・カビ
といった気候や室内環境の変化が、身体に負担をかけて、症状を引き起こしています。
(急激な湿度、温度の変化は、私たちが思っている以上に、体に負担がかかっています。)
対処としては、
・適度な運動
(この時期に軽く汗をかく程度に身体を動かし、汗腺を刺激しておくと、体温調節がスムーズに出来て、夏バテしにくくなります。)
・鉄分の摂取(低気圧に関連する酸欠対策。空気が薄くなり、マスクやストレスによって呼吸が浅くなり、病院の検査では正常でも、実際の体の中は酸欠状態=代謝が落ちて、エネルギーを生み出せない状態になっています。)
・換気、サーキュレーターの導入(室内の空気を循環させて、湿度管理+すこしでも酸素をとり込みやすくしましょう。)
・洗濯槽のかびとり
・布団やベットなど、寝具の洗濯、外に干す
・意識して深呼吸する 
・必要ない場所ではマスクを外す
・耳周り、顔まわりのリンパを流す
・夏バテ防止の食べ物を摂る
etc
この季節の一般的な対処の具体策については、また、改めて詳しい内容を記事にします。
今回は、いまの時代に共通する『生き方』のテーマについてお話しします。
来院されている患者さんの多くに共通して見るテーマ、課題の一つに、「陰湿さ」があります。
ジメジメする6月。
大気中の水分は下へ集まり、足下がぬかるみ、カビが生え、なめくじ、やカタツムリといった湿性の生物が活発に動き始めます。
水、というのは「愛」のエネルギーの象徴と言われます。
「愛」し、「愛」される、エネルギーが、足下へ落ちていくと、その感情はジメジメとした形を取ります。
清々しい春の風のような愛情は、大量の水を含み、ジメジメとした愛へと形を変えていきます。そして、水の性質の愛を糧とすることが出来ない人にトラブルが起こります。
さて、どんなトラブルが起こるのでしょう?
それは・・・
妬み、恨み、嫉み。
いわゆる嫉妬心と呼ばれるものです。
この感情が外(他者)に向いた場合、イジメや、愚痴といった行動を引き起こします。
この感情が内(自分)に向いた場合、自己否定、自己卑下、(私が悪い、私には無理、どうせ○○だから。)になります。
どちらも、自分も他者も幸福にしない、否定的な行動です。
では、どうしたら、健全な愛の形を維持できるのでしょうか?
それは、自分自身の中にある、「陰湿」な感情を受け入れて、ありのままを認めて消化すること。
・あいつのことが気に入らない
・羨ましい
・人のやることに否定的になってしまう
・自分はどうせ、と自己否定的になってしまう
・いつも文句を言いながら仕事をこなしている
上記に当てはまる場合、嫉妬心とその元にある感情を受け入れていない可能性があります。
そういった人は、過去に傷ついた自分自身に寄り添うことが、健全な愛の第一歩となります。
→成長を諦めてしまうくらい辛い過去があるんだね。何をしてもうまくいかなくて腐ってしまったんだね。ずっと否定され続けた過去があったんだね。
大変だったね。
まずはゆっくり休もう。
そして、もう一度、自分を信じてやってみよう。
もう、他人の意見に流されたり、否定されたからといって諦めたりしないから。自分に合ったやり方を一緒に考えよう。
努力を諦め、成長を否定し、性根が腐ってしまった過去に寄り添い、改めて一歩踏み出す力を与えましょう。
腐ってしまった根が回復することで、大量の水「愛」を吸収し、自らを育むエネルギーとすることが出来ます。
過去の自分を否定する出来事が起こる。
立ち直れないくらい傷つく。
痛めつけられる。
性根が腐る。
人の意見を聞けなくなる。
素直さを失い、自分らしく生きられなくなる。
愚痴や嫉妬心で自分も周りの人も巻き込んで関係性を破壊する。
自然の植物に例えると、
自然災害や人災が起こる。
立ち直れないほどに傷つく、痛めつけられる。
根が腐る。
水を吸収できない。
土壌がダメになる。
周りの植物や生物を巻き込んで生態系を破壊する。
人も自然も、同じですね。
人も、自然も、ひとつの理(ことわり)の中で循環しています。
自分の在り方次第で、この循環は、自分を助ける方へも、自分を破壊する方へも変わります。
もし、そういった在り方を見つめ、もっと自分らしく、生き生きと生きることを実感したい、という方はご相談ください。
当院の90分コースでは、自分自身の現在、過去、未来、を見つめ、より自分を幸せに変えていくためのカウンセリング、コーチング、ワークを行っています。
今よりも明日、明日よりもその先がさらにより良い未来になるように、サポートします。
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